バーベキューをするとき「 モクモク〜 」って煙が出て、咳き込む時がありますよね。
また、目に煙が入って涙が出るときも…
「 あの煙や臭いが髪や服に付いて嫌だ ! ! 」
「 ゴーグルが欲しくなるな…… 」
実は炭には色々な種類があり・煙があまり出ない炭・臭いが少ない炭・火がつきやすい炭、などの個性があるのです。
そのような炭の個性( 特性 )をチョットだけ知れば、今まで以上に楽しいバーベキューがきっとできるはず。
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① マングローブの炭
この炭は、熱帯・亜熱帯地帯の河口域に生息するマングローブを原木として作った炭です。
多くは東南アジアから輸入され、量販店等で安く販売されているのがこのタイプ。
では「 マングローブ炭 ! ! 」 と判断出来る箇所は、何処を見ればわかるのでしょうか ?
【 ココをチェック 】
・ とても軽い
・煙や持ち上げると割れやす
・ サイズが不揃い
この炭を燃やした場合、どの様な特性が出るのかチェックしてみましょう。
— プラス面 —
・ハゼが少ない(爆発しない)
— マイナス面 —
・匂いや煙がよく出る
・燃える時間が短い
・残りカスが出る
少しマイナス面が多いですが、煙さえ我慢出来れば安く購入でき財布に優しい炭となります。
【このような方にお薦め】
・「 安くて手軽が一番 ! 」と言う方
・匂いや煙が気にならない方
【 1 】KS木炭
原産地 : ミャンマー産
【 2 】備長炭(マングローブ)
原産地 : インドネシア産
【 3 】キャンハーズコレクション
原産地 : インドネシア産
② 黒炭
黒炭は昔から茶道でよく使用されており、昔懐かしい香り ? がするイキな炭です。
黒炭の原木としては
・ナラ ・クヌギ ・コナラ
・ミズナラ ・マツ
などが使用されています。
ではこの炭が「 黒炭 」だとわかる箇所はどこでしょうか。
【 ココをチェック 】
・中心から放射線状に割れてる
・形が崩れにくく揃っている
このような黒炭を燃やした場合、どのような特性がでるのでしょう。
— プラス面 —
・匂いや煙がほとんど出ない
・火力コントロールがしやすい
・ハゼがほとんどない
・燃えカスが少ない
— マイナス面 —
・? ? ?
マングローブの炭よりは少し高価になりますが、バーベキューにはお薦めの炭です。
量販店などにはあまり置いておらず、事前にインターネット購入がお薦め ! !
【このような方にお薦め】
・上質なバーベキューをしたい方
・煙が気になる方
【 1 】土佐木炭
原材料 : 樫(カシ)
原産地 : 日本(高知県)
【 2 】しらおい木炭
原材料 : イタヤ
原産地 : 日本(北海道)
【 3 】しらおい木炭
原材料 : 楢(ナラ)
原産地 : 日本(群馬県)
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③ 白炭
白炭は匂いが少なく食材に付きにくいため・鰻屋・焼き鳥屋などでよく使われ、備長炭とも呼ばれています。
白炭の原木としては
・ウバメガシ ・アラカシ
・ナラ
などの硬い木を使っていますが、この炭の見分け方は何処を見れば良いのでしょう。
【 ココをチェック 】
・非常に重たくて硬い
・叩くと金属の音がする
・切り口は光沢がある
この金属音を利用して、備長炭の風鈴もあるくらいです。
では火をつけた時の特性はどの様になるのでしょう。
— プラス面 —
・匂いや煙が非常に少ない
・火が長持ちする
・燃えカスが少ない
— マイナス面 —
・勢いよくハゼる事がある
・火がつきにくい
火がつきにくいですが、一旦火がつきだしたら安定した火力が持続する為、お薦めの炭となります。
【このような方にお薦め】
・極上のバーベキューをしたい方
・煙が気になる方
・炭を何回も入れたく無い方
【 1 】うなま備長炭
原材料 : 樫(カシ)
原産地 : 日本(宮崎県)
【 2 】ひゅうが備長炭
原材料 : 樫(カシ)
原産地 : 日本(宮崎県)
【 3 】土佐備長炭
原材料 : ウバメガシ
原産地 : 日本(土佐県)
④ オガ炭
この炭はオガクズを使用し・匂い・煙が出ないように研究開発された炭となります。
オガ炭とは
・オガクズを圧縮/加熱/炭化させたもの
・炭を粉砕して再成型しなおしたもの
などがあります。
ではオガ炭はどこを見ればわかるのでしょう ?
【 ココをチェック 】
・中央に空洞が空いている
・四角や丸などの形が色々ある
この炭は安く購入出来る為、焼肉屋さんなどで使用されています。
では燃やした時の特性はどの様なものでしょう。
— プラス面 —
・備長炭に続き火持ちが良い
・匂いや煙が少ない
・ハゼない
・燃えカスが少ない
— マイナス面 —
・? ? ?
火は少しつきにくいですが、火力が安定しているので扱いやすい炭となりお薦めの炭です !
【このような方にお薦め】
・研究結果を見たい方
・煙が気になる方
・形の揃った炭が好きな方
【 1 】えびす備長
原産地 : ベトナムもしくは中国
【 2 】オガ備長炭
原産地 : −−−
【 3 】道助備長炭
原産地 : 中国
⑤ 着火加工成型炭
この炭はオガ炭に着火剤を練りこんだタイプになります。
着火加工成型炭の作られ方は
・オガ炭の作成過程で着火剤を混ぜ込む
ではどこで着火加工成型炭と見分けるのでしょう
【 ココをチェック 】
・箱にオガ炭に着火剤入りの表記
・箱に良く燃えるなどの表示
オガ炭に着火剤を入れているので、購入するさいに箱の表記を見てください。
この様なオガ炭ですが、燃やしたらどのような特徴があるのでしょうか
— プラス面 —
・着火剤なしで燃える
・安定した火力がある
・燃えカスが少ない
— マイナス面 —
・着火剤の匂いが少しある
燃やし始めは着火剤の匂いがするので、匂いがなくなってから食べ物を焼きだすのが良いでしょう。
また使い方としては、他の炭を使用する際に火種代わりに使う人もいます。
【このような方にお薦め】
・火起こしが苦手な方
・臭いが気にならない方
【 1 】LOGOS炭
原材料 : ヤシガラ
原産地 : −−−
【 2 】キャプテンスタッグ
原材料 : 木炭粉
原産地 : −−−
【 3 】チャコールブリケット
原材料 : 木炭粉
原産地 : 中国製
⑥ 豆炭
昔は・石油・ガスが高価なため、代わりにこの豆炭をよく使っていたようです。
現在ではあまり見かけませんが、アメリカ等ではこの豆炭が主要に使わているようです。
まとめ
いかかでしたか?
炭の特性を知りながら使えば、炭に対するイライラが軽減され、今まで以上にバーベキューを楽しめるのではないでしょうか ! !
炭の特性を活かして、今までと少し違うバーベキューにLet Try !!
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