いろいろな場面で、炭を使う事がありますが「 本当に使いやすい炭は ? 」、と思う事ありますよね ?
「 炭に興味あるけど、よく解らない…… 」
炭には白炭( 備長炭 )と言う「 種類 」があり、この種の炭は、燃やす以外に色々な事が出来ます。
この炭を知れば、きっと今までの炭の概念が変わるはず。
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① 白炭( 備長炭 )に使われている木の種類
白炭に使われている原木は、どのような物があるのか紹介します。
日本の「 樫の木 」は 9 種程、存在していると言われており、白炭によく使われている物を紹介していきます。
【 ウバメガシ 】

出典:楽天
( 産地 )
主に西日本に分布し、和歌山県の県木としても知られている。
( 特徴 )
木が固くて乾燥に強い、また材が緻密なため水に入れたら沈んでしまう。
( 用途 )
落ち葉が少なく常緑で、刈り込みにも強いため街路樹や生垣に使われている。
【 アラカシ (粗樫)】

出典:楽天
産地
日本では、東北より南側に生えており、中国・台湾にも分布する。
特徴
関西地方では、一般的に庭の植木として使われており、関西の3大生垣用樹として知られる。
用途
学校や公園によく植栽されており、建築材としても使用されている。
② 白炭( 備長炭 )の製造方法
「 ねらし方法 」に、「 消し粉 」を使って熱を急速に冷ます方法をとっている。
白炭の製造方法をチョットだけ、みていきましょう。
【 白炭の作り方 】
① 薪を窯の中に並べて、窯内の温度を 70 〜 80 ℃ 程度まで上げていき、薪を乾燥させる。
② 炭化を促すため、風の通り道を閉じて、窯内を徐々に300 〜 400 ℃ へ上げていく。
③ 風を通して窯内を 700 〜 1000 ℃程度に上げ、炭化させる。
※ここからは白炭の「 ねらし方法 」
④ タイミングを見計らって、窯の中から炭を取出し「 消し粉 」を使って急速に冷まして完成。
「 消し粉 」とは、土と灰を水で混ぜたもの。
※ 窯入れから完成まで、 1 週間程。
③ 白炭( 備長炭 )の使われ方
白炭の使い道はどこでしょう。
「 特性 」
・ 火力が強い
・ 黒炭に比べて火持ちが良い
・ 固くて型崩れがしない。
・ 叩くと金属の音がする
・ 煙や匂いが少ない。
・ たまにハゼる( 爆発する )
・ 火付けが悪い
【 お米と一緒に炊飯器へ 】
お米を炊くとき、炊飯器の中に入れるだけで炊き上がりが美味しくなります。
【 風鈴 】
白炭を叩くと金属音がすることから、風鈴としても使われています。
【 置き炭 】
炭を部屋へ置いておくだけで、湿気対策・消臭効果があります。
【 高級店 】
料亭・うなぎの蒲焼店・ステーキ店など、様々な業種で使用。
【 バーベキュー 】
少しこだわりのある方は、白炭を使用されています。ただ、炭に火が付きにくく、たまに勢いよくハゼる事が有るのでご注意。
さいごに
白炭の燃えている所を見ていると「 うっとり 」してしまいますね。
換気には注意して白炭を楽しんで下さいね。
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